東海カーボンは、ドリーム・アーツのウェブデータベース&ワークフローシステム「SmartDB」を採用。3月から情報システム室で利用を始めている。
カーボン材料の開発を行ってきた炭素製品の総合メーカーである同社は従来、他社製のプログラミングを前提とした開発基盤と、簡易ワークフローシステムを利用しており、軽微な修正は自社で対応していた。その他業務プロセスの変更に関わる大きなシステム改修については、ITベンダーへの依頼が必要となり、業務を円滑に遂行できる状態にするまでに時間とコストがかかっていた。
そこで、外部流出コストを削減しながら業務プロセス変更をスピーディーにシステム反映させるため、内製化できるノーコード/ローコード開発基盤の検討を開始していた。
同製品について、機能の充足度はもちろん、ユーザビリティーを意識したユーザーインターフェース(UI)や蓄積したデータの抽出が非IT部門でも容易にできることも採用の後押しになったとしている。
東海カーボンでは、内製化すべき業務を見極めるために、まず情報システム室でSmartDBの利用を開始し、ドリーム・アーツの直接的な支援を受けながら、トライアル期間には実際の運用を想定してさまざまな検証を実施している。
申請業務の新規登録画面(左)と「SmartDB」のトップ画面(右)