リモハラにならないようにどのような対策をしているのかについては以下のような自由回答が集まった(n=150)。
- リモハラだと思われることをインターネットで調べて、それを行わないように気を付ける(32歳男性)
- 研修で見聞きしたことを心にとめておく(33歳男性)
- セミナーを受講したり、専門家の方々の意見を聞いたりして参考にしている(37歳男性)
- すべて相手の判断、自身の管理に任せる(42歳男性)
- 部下に、相談しやすい他部署の先輩を付けておく。その先輩は仕事の話を極力しないようにし、上司のハラスメントがあったら相談するような体制を組む(43歳男性)
- テレワークを実施、運用する前に匿名で回答する調査を行い、意見を収集した(47歳男性)
- 事務的に対応する(52歳女性)
- 常に訴訟リスクを考える(53歳男性)
- 任せる部分を多くする(54歳男性)
- 普段の会議はカメラをオフにしている(57歳男性)
リモハラ対策として何をすればよいかわからず、「悩んでいる」という回答は部下が10.0%、上司が40.7%と30ポイント以上の差が出ている。部下より上司の方がリモハラ対策について悩んでいる実態が明らかになっている。
リモハラ加害者とならないように、容姿・服装や自宅、業務管理などに関しての言動に気を付けてはいるが、自分が行っているリモハラ対策が正しいかどうかがわからず、悩んでいる上司もいるかもしれないと分析している。
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今までに容姿・服装、自宅、業務管理などで最も嫌だと感じたリモハラは以下の通り(n=150)。
- 容姿・服装について
- 「太った?」と聞いてきた(36歳女性)
- メイクなどについて言及された(41歳女性)
- 「普段は家でそういう服を着ているの?」と聞かれた(53歳女性)
- 自宅について
- 顔出しを基本しないのは部屋干しが映ってしまうからと言っても、「個室があるでしょ」と言われた(33歳女性)
- 「野鳥の鳴き声がうるさい」と言われた(46歳男性)
- 飾ってある絵が映ったらしく、その画家の作品について、ウンチクを長々と聞かされた(32歳女性)
- 自宅の階数を聞かれた(33歳女性)
- 生活音で家族がいるのか、何しているのか聞かれた(31歳女性)