コープさっぽろ、AWSの監視でNew Relicを導入

ZDNET Japan Staff

2021-07-30 16:29

 生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)は、Amazon Web Services(AWS)環境へ全組織のシステムを移行中といい、その監視プラットフォームとして「New Relic One」を導入した。New Relicが発表した。

 コープさっぽろは、北海道全域で108店舗を展開し、宅配システム「トドック」も提供する。2021年3月期の売り上げは3042億9400万円で、約3割がトドックだという。成長率は16.9%で、2020年12月にECサイトをリニューアルした。2021年7月末現在は、オンプレミスのシステムなどをAWSに移行中という。

 導入したNew Relic Oneは、AWS上にあるトドックのバックエンドシステムを対象に、パフォーマンスでのボトルネックの発生場所や原因の特定のために利用するという。バックエンドシステムは、リファクタリング手法でAWSに移行しており、New Relic Oneで可視化した情報を開発チームが利用し、手戻りの少ない改修を進めるようにしている。また、セール時のアクセス数の急増にもNew Relic Oneの情報をもとに具体的な対策を講じ、試行錯誤の工数と時間を節約できるようになった。

 今後はNew Relic Oneの適用範囲を拡大していくことにしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]