北海道森町は8月16日、ソフトバンクグループとMicrosoft Teamsを利用した電子契約の実証実験を始めると発表した。自治体での取り組みは国内初という。
森町は2014年からMicrosoftのOffice 365を利用している。また、2020年8月にソフトバンクと「ICT教育における事業連携協定」を締結。今回はソフトバンクグループ会社のSBテクノロジーと弁護士ドットコムが開発した「クラウドサインfor Microsoft Teams」を用いる。従来のクラウドサインによる電子契約業務の効率化を検証し、クラウドサイン for Microsoft Teamsの導入シミュレーションを行う。
同町では、コロナ禍での取り組みと、住民のライフスタイルや人口構造の変化を受けて町職員の負担や業務量が増加する一方で、人手不足が顕在化しており、町職員の業務効率化などが急務だとしている。