自動車や自動二輪車などの部品メーカーである月星製作所は、全社規模のファイルサーバーのクラウド移行に、「Dropbox Business」を採用した。Dropbox Japanが発表した。
月星製作所は、オンプレミスのファイルサーバーからクラウドに全ファイルを移行するとともに、Dropboxで一元的なデータ管理を開始している。同社はDropbox Businessについて、自社のセキュリティポリシーを満たすデータの保管・活用への対応ができると評価している。
今回の採用でデータの一元管理が促進され、Dropboxの全文検索機能を活用して、探しているファイルへすぐにアクセスできる環境を整備した。また、CADデータを含む多様なファイル形式のプレビューにも対応し、工場の現場でタブレットを用いてファイル変換不要で表示でき、現場でのファイル確認における効率が大幅に向上したとする。
さらに、「共有フォルダ」と「Dropbox Transfer」を使い分けて社内外との安全なファイル共有を実現したといい、取引先との情報管理とコラボレーションが促進された。社内のオンラインディスカッションにも「Dropbox Paper」を活用し、スピーディーな情報共有が実現したという。