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北海道ガス、RPAで年1万3000時間超の業務効率化--ビジネス部門にワークフロー開発者を育成

ZDNet Japan Staff

2021-10-14 13:43

 北海道ガスは、ソフトウェアロボットで定型業務を自動化するRPA(ロボティックプロセスオートメーション)基盤を導入し、1年半で12部門76業務を自動化、年間約1万3000時間の業務時間を削減した。RPA基盤を提供するUiPathが10月14日に発表した。

 北海道ガスでは、 働き方改革の一環として2018年6月にRPAの導入に着手。4社の製品を比較検討し、操作性、コスト、社内システムとの親和性などから「UiPath」に決定した。ビジネス部門のワークフロー開発ツールには「UiPath Studio」を利用している。

 2019年3月にUiPathの導入を決定後、年間30時間以上の削減効果を見込める業務を有し、効果が多く見込める10部門を導入対象とした。それらの部門からユーザー開発者として12人を選び出し、ユーザー教育とワークフロー開発、運用ルールの作成を進め、2019年10月に本格稼働を始めた。

 北海道ガスでは、これまでに電気の使用開始やガス工事などのシステム登録、ガス機器修理統計などの集計業務など、さまざまな業務を自動化した。初年度の2019年度は、13業務を自動化し、年間約2300時間の業務時間を削減。2020年度には利用部門とユーザー開発者を拡大し、76業務を自動化した。同年度は合計1万3000時間を超える業務時間の削減となった。

 ワークフロー開発とシステム管理の権限の一部をビジネス部門に持たせた結果、ビジネス部門自らがRPA化する業務を選定し、ワークフローを開発することでRPA化の効果を早期に得ることができた。北海道ガスでは今後、より多くのビジネス部門でのワークフロー開発も推進し、効果を出していくために、プログラミング知識が不要でビジネスユーザーでも短期間の学習で使用可能とする「UiPath StudioX」の導入、展開を検討していく。

 また、同社グループ全体でRPA活用を推進していく方針で、既にLPガス・ガス機器・灯油の販売を手掛ける北ガスジェネックスでも使い始めている。北ガスジェネックスでは、社内システムとの親和性が高かったことから、導入当初からUiPath StudioXを用いたビジネス部門でのワークフロー開発も進めている。2022年度までに北ガスフレアスト、北ガスジープレックスの2社に追加予定のほか、他のグループ会社にも拡大していく予定という。

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