パイプドビッツは、同社のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の新バージョン2.20を6月29日より提供開始する。
新バージョン2.20では、サイト管理をするのに便利な「ファイル管理機能」を追加した。これにより、サーバ契約や管理部門とのやりとりをすることなく、画像やCSS・JavaScriptファイルなどをアップロードできる。また、「アプリ機能」と「サイト機能」の機能拡張によって、データベースの設定効率向上や外部システム連携の開発が容易になった。
利用画面
「SPIRAL ver.2」は、ウェブサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォーム。開発会社が必要とするウェブアプリやサイト運営に必要なコンポーネントがそろっているため、プログラミング知識がなくても、自社専用のウェブアプリケーションがマウス操作で入手できる。
ファイル管理機能では、画像やPDFファイルを「SPIRAL ver.2」の管理画面にアップロードできる。このためお問い合わせフォーム上に自社のロゴ画像を表示したり、ウェブページ上に製品資料や入学願書などのPDFファイルのリンクを設置したりすることもできる。また、最大5階層までのフォルダを作成でき、ページに適用するデザイン等のCSS・JavaScriptファイルもアップロードできる。
アプリ機能では、データベースを設定する際、別データベース内のフィールド情報を一括コピーや部分コピーしてフィールドの追加ができるようになった。これにより、よく使いたいアンケート項目をコピーし、取引先ごとにデータベースを発行してアンケート調査を行うなど、より効率的なデータベースの設定が可能になった。
サイト機能では、PHPの拡張により、データベース内のレコードIDやフィールド値を取得するPHPが追加された。これにより、レコードの特定が容易となり、外部システム連携の開発がしやすくなった。