札幌市は、業務におけるコミュニケーションの質向上に向けて、リモート会議システムの「Neat Frame」を導入した。同製品を提供するNeatframeが発表した。
利用イメージ
Neat Frameは、カメラ、マイク、スピーカー、PCを含むリモート会議向けの一体型端末で、手軽に持ち運びができる。大きなモニターにつなげられる拡張性もあり、セットアップが簡単な点と、コンパクトで配線がすっきりしている点も今回評価された。
同市では、外部の企業や自治体などとのリモート会議の機会が増加したが、以前に利用していた会議システムは、インターネット接続用のPCにモニターやカメラ、マイクをつなげる毎回のセットアップが必要で負担となっていた。また会議中は音声が途切れる、聞こえないということも多かったという。
Neat Frameの導入後は、音声が途切れたり聞こえなくなったりすることもなくなった。さらにノイズキャンセリング機能で、雑多な音が気になる場所からでも発言者の声のみをクリアに伝えられることや明瞭な映像にも満足しているという。
また大画面モニターにつなぎ、複数人で会議に利用する場合でも、参加している一人一人を自動で認識し、発言中の人をズームして表示する機能を活用することで、対面にかなり近い空気感で会議を行えているとしている。