福島県を中心にドラッグストアや調剤薬局を展開するくすりのマルトは、公式アプリのプラットフォームとして、小売業向けアプリマーケティング基盤「AppShips」を採用した。同基盤を提供するピープルソフトウェアが発表した。
AppShipsはスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアなどの小売業を対象に、店舗アプリの導入提案からアプリの開発、アプリによる集客・販促支援まで、アプリマーケティングを一貫して支援する。ネイティブ/ハイブリッドアプリ、LINEミニアプリの各機能を提供し、クーポンやポイントの管理機能、コンテンツ配信、利用者データの分析といった機能を組み込める。
くすりのマルトは、少子高齢化や医療制度改革など多様化する社会の変化に対応し、自社の調剤薬局やドラッグストアが社会インフラとして地域に根ざした役割を担うには、自社アプリを通した顧客一人一人へのサービス向上が不可欠だと感じていた。くすりのマルトでは、AppShipsにより販促施策を行えるほか、将来的に処方箋情報や購買履歴と連携した健康促進支援サービスを提供できる拡張性の高さを評価し、同基盤を採用したという。
AppShipsを導入して開発された同社の公式アプリでは、アプリ限定のクーポン発行、チラシ情報の配信、ポイントや電子マネーの残高と履歴残高の機能などが提供されている。
公式アプリ「くすりのマルト」の利用イメージ