ワタミ、複数店舗のマーケティング施策を一元管理--集客やブランディング強化に期待

NO BUDGET

2022-07-29 10:37

 ワタミは、ミライザカや鳥メロをはじめとする居酒屋・焼肉業態においてSaaS型統合マーケティングツール「C-mo」を採用した。同ツールを提供するCS-Cが発表した。

 C-moは飲食業界に特化したツールで、店舗マーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)化に必要な機能をワンストップで提供する。自店舗にマーケティングやウェブ施策、SNSに詳しい人材がいなくても、簡単に使えて成果が出せる機能を集約しており、店舗のデジタルマーケティングを容易に実行できる。

 ワタミはC-moについて、マーケティング施策を一元管理できることや、飲食業界に特化していることなどを評価し、採用に至った。

 同社では、集客サイトやオウンドメディアなど、あらゆるマーケティング施策を実行していたが、新規集客に特化しすぎているという課題があった。また、これまでマーケティングにおいて店舗情報の更新などの一部作業を外部に委託していた。その結果、複数の委託先とのコミュニケーションが発生することによる認識の齟齬や更新までのタイムラグが発生していたという。

 C-moを活用することで、新規集客だけでなく、紹介促進から固定客化までのマーケティング施策をワンストップで完結することができ、店舗ごとに運用していた情報を一元管理することができる。これにより、大幅な工数削減とともに、集客やブランディング強化につながると判断したという。

 また同ツールは、飲食店ならではの課題に精通しており、本質的な集客課題の解決が期待できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]