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トーバルズ氏、Rust導入やM2搭載「MacBook Air」について語る

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2022-09-22 06:30

 筆者はLinus Torvalds氏を数十年前から知っているが、コロナ禍が始まってからは、対面でインタビューを行う機会が無かった。しかし、世界のLinuxのトップ開発者が集まる年次会合である2022年のLinux Plumbers Conferenceで、とうとう再び対面で話を聞く機会を作ることができた。

Linus Torvalds氏

 Torvalds氏はカンファレンスが始まる直前、オランダ領西インド諸島のボネール島で6日間をスキューバダイビングをして過ごしていたという。もし選べるのであれば、「カンファレンスに出るよりもダイビングをしていたい」と同氏は語った。誰だってそうだろう。

 またTorvalds氏は、自分はLinuxカーネルの仕事をたくさんしているが、ワーカホリックではないとも述べた。

 これだけの年月が経っても、いまだにこの仕事をしていられる理由は、仕事を離れる時間を取れるからだ。しかしすぐに飽きてしまうので、長く離れることはない。私が1日が長くて疲れると感じるのは、マージの最初の時期だけだ。その時でさえ、重要な作業はすべて、私が集中していられる1週目に終わらせてしまうよう努力している。

 Torvalds氏は、もしLinuxカーネル界の本物のワーカホリックを知りたければ、安定版LinuxのメンテナーであるGreg Kroah-Hartmann氏を見ればといいとも述べた。同氏はその働きぶりについて、「どうやったらあれだけ働けるのか分からない」と述べ、「作業の多くを自動化しているのだとは思うが、作業には終わりがなく、彼はあれを毎週やっているんだ」と続けた。

 ただしコロナ禍は、Linuxカーネル開発にほとんど影響を与えなかった。もちろんTorvalds氏は、多くの中心的なカーネルメンテナーと同じように、以前から在宅勤務をしている。変わったのは、「この数年で始めてPlumbers ConferenceやLinux Kernel Maintainer Summit(20人のトップカーネルメンテナーが集まる円卓会議)を対面で開催した」ことだ。

 そしてもう1つの大きな変化は、これまで在宅勤務を経験してこなかった開発者の多くが、在宅勤務を気に入ったことだという。Torvalds氏は、開発者の多くが今後も在宅勤務を続けると予想している。

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