Chromebookをより便利に

「Chromebook」で共有ネットワークフォルダーに接続するには

Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-10-27 07:45

 最初に発表されたとき、「Chromebook」はブラウザーを備えたノートPCに過ぎないと嘲笑された。その当時と比べると、Chromebookの汎用性は大幅に向上している。おそらく、読者の皆さんが思っているよりも進化しているはずだ。

 例えば、「ChromeOS」内からネットワーク共有に接続する機能を見てみよう。この機能は、しばらく前から同OSに組み込まれており、ネットワーク共有への接続だけでなく、「Files」(ファイル)アプリケーション内からネットワーク共有にアクセスすることも容易にする。

 本記事では、「Pop!_OS Linux」上の「Samba」サーバーによって共有されているネットワーク共有に接続する手順を説明する。この手順を実行して、「Windows」や「macOS」マシンから共有されているディレクトリーに接続することも可能だ(つまり、共有をホストしているOSの種類に関係なく、手順は同じである)。

 この機能を利用するのに必要なのは、最新のアップデートが適用されたChromebookと、接続可能な状態にあるネットワーク共有だけだ。準備が整ったら、実際に手順を実行してみよう。

1. 「Settings」(設定)アプリを開く

 最初に、共有に接続する。Chromebookが、共有をホストしているマシンと同じネットワークに接続されている必要がある。それを確認したら、Chromebookにログインして、システムトレイのポップアップ内の歯車アイコン(図1)、またはデスクトップランチャー内から、「Settings」(設定)アプリを開く。

(図1)システムトレイのポップアップ内から「Settings」(設定)アプリにアクセスする。(提供:Jack Wallen)
図1:システムトレイのポップアップ内から「Settings」(設定)アプリにアクセスする。
提供:Jack Wallen

2. 共有に接続する

 「Settings」(設定)アプリ内から、左側のサイドバーの「Advanced」(詳細設定)をクリックして展開し、「Files」(ファイル)をクリックする(図2)。

(図2)ChromeOSの「Settings」(設定)アプリを実際に使用しているところ。(提供:Jack Wallen)
図2:ChromeOSの「Settings」(設定)アプリを実際に使用しているところ。
提供:Jack Wallen

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]