SCSKサービスウェアは1月16日、コンタクトセンター型のIT運用サポート「Remote PrimeDesk」を17日から提供すると発表した。
Remote PrimeDeskでは、同社のIT運用サポートサービス「PrimeDsek」を同社のコンタクトセンター環境からリモートで顧客企業に提供する。PrimeDeskは、同社による問い合わせ対応(ヘルプデスク)のほか、セキュリティ対策、IT機器やソフトウェアの管理、運用・保守など、各種IT運用サポートを提供するサービス。
Remote PrimeDeskのサービス概要図(出典:SCSKサービスウェア)
近年、さまざまな情報システムがクラウド化したことで、場所にとらわれない業務を行う環境が整備されてきた。同社ではこのような業務環境を活用し、課題を現地で解決したいという常駐サポートのニーズと、ナレッジ(知識)やリソースを集約してIT運用を効率化したいというニーズの双方に応えるため、運用ノウハウを共有ナレッジとして蓄積しながら、常駐とコンタクトセンターのハイブリッドでIT運用サポートを行う体制を整備したという。
同社は、常駐型のIT運用サポートと、Remote PrimeDeskをハイブリッドで運用することで、要員配置の最適化を実現し、安定したアウトソーシングサービスの提供を図るという。また、同サービスの活用により「コストの最適化」「ハイブリッド運用による業務の高度化」「事業継続性」「安定した品質」といったメリットが挙げられると説明した。
同社では同サービスを今後3年で20社に導入する計画を立案している。また、同社が長年のIT運用サポートやコンタクトセンター運用で蓄積した「ノウハウ」と「人材」、SCSKグループの「IT力」により、PrimeDeskの高品質なサービス提供を目指し、最適な業務運営およびデジタル変革(DX)の実現を支援していくという。