日立ソリューションズ・クリエイトは、2022年4月に提供開始した「仮想オフィスサービス」に「Microsoft Teams チャット連携機能」や「Power BI連携機能」を追加した。
仮想オフィスサービスはコミュニケーション活性化を通じ、「出社とテレワーク」の両立と、「組織の責任」と「個人の自律」という2つのマネジメントの両立を支援する。「チームで働く」起点となるフロアマップ、360度パノラマビュー、雑談ルームなどの機能を提供する。
Microsoft Teams チャット連携機能は、国内の主要ベンダーに先駆け提供するもので、仮想オフィスサービス内のチャットとMicrosoft Teams チャットが自動連携するため、利用者は同サービスとMicrosoft Teamsの使い分けを意識する必要がなくなり、コミュニケーション機会の創出・増加が期待できる。
Power BI連携機能では、同サービスの主な機能の利用率やその推移をグラフで表示する。ユーザー自身で部署や期間の絞り込みも可能なほか、タイムリーかつ簡単に利用状況を確認できるため、コミュニケーションの改善状況の把握や、改善策の検討に活用できる。
Microsoft Teams チャット連携機能の利用イメージ
Microsoft Teams チャット連携機能では仮想オフィスサービス内のチャットに入力した情報を瞬時にMicrosoft Teams チャットに反映する。これにより同サービスにログインしていない社員とのコミュニケーションも可能になる。またコミュニケーションのツール選択を迷わせないことで、よりリアルに近い自然なコミュニケーション実現を支援する。
Power BI連携機能の利用イメージ
Power BI連携機能を活用することで、従来、仮想オフィスサービスのログ出力、データの分類、「Excel」でグラフ作成・表示するなど、ユーザー自身が時間をかけて行っていた作業が不要になり、ユーザーは簡単、タイムリーに利用状況の確認や分析ができるようになる。なお利用画面はBIツール(「Power BI」)で作成しているため、ユーザー自身で部署や期間の絞り込みが可能だ。