Microsoftの「Teams」を使っている個人や組織はまもなく、一部の機能を利用するのに追加料金を支払わなければならなくなる。Microsoftはキャプションのライブ翻訳などの機能を、2月に登場する新たな有料プラン「Teams Premium」に移行する予定だ。
提供:James Martin/CNET
MicrosoftはTeamsのライセンスに関する説明の中で、以下の機能をTeams Premiumに移行することを明らかにした。
- キャプションのライブ翻訳
- ユーザーが会議を退席したときや参加したときに、Teams会議記録に時間マーカーを追加する機能
- 組織のTogetherモードのシーンをカスタマイズする機能
- 「Virtual Appointments」機能:SMS通知
- 同:組織レベルでの分析
- 同:予定キューのビュー
ただし、Teamsの加入者がこれらの機能をすぐに利用できなくなるわけではない。Microsoftによると、Teams Premiumの一般提供開始後、30日間の猶予期間が設けられ、それらの機能を利用したいユーザーはその間にTeams Premiumに加入できるという。猶予期間の終了後は、Teams Premium加入者だけが上記の機能にアクセスできる。
同社によると、2022年12月より、Teams Premiumの30日間の無料試用版が提供されている。この無料試用版には、ユーザーに割り当てられる25件のライセンスが含まれる。試用期間が終わると、それらのライセンスは無効になる。
Microsoftは、Teams Premiumの提供を2023年2月に開始する予定だが、正確な日付は明らかにしていない。利用料金については1ユーザーあたり月額10ドル(約1300円)になる見込みだと、同プランの発表時に述べていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。