西武ライオンズは、BIPROGYが提供するライブコマースサービス「Live kit(ライブキット)」を採用。新規ファンの獲得によるECの売り上げ拡大と相互交流を通したファンの満足度向上など、ライブコマースを活用した新たな取り組みを始めた。
西武ライオンズは、新規ファンの獲得を目指し、グッズ販売を切り口として手軽に相互交流できるライブコマースに着目。イベント担当者とグッズ担当者がお互いの強みを生かして相乗効果が期待できるライブコマースの導入を検討していた。
Live kitは、ライブ配信を通した商品販売と視聴者との相互交流を同時に行えるサービス。自社で運用しているECサイト上からライブ配信で自社商品を紹介し、利用者は会員登録せずに配信を視聴可能。気になったアイテムをその場で購入できるなど、スマートフォン時代ならではの新感覚のショッピングを体験できるとしている。西武ライオンズでは、BIPROGYが持つライブコマースのノウハウとツールの使いやすさを評価した。
西武ライオンズは2月11、12日にライブコマースイベントを実施。球団OBやお笑いコンビによるグッズ紹介や視聴者参加型のコーナー、選手のサイン入りグッズのプレゼント企画など、春季キャンプ地の宮崎県から配信した。2回の配信でライブとアーカイブを合わせた視聴数は約6000回を超え、コメントは約2000件、「いいね」は約9万6000件に達した。3月12日にも第3回の配信を予定している。