日本アクセス、富士通の買掛照合サービス導入--2025年までに年間約1万2000時間削減へ

NO BUDGET

2023-06-06 12:35

 総合食品卸売業の日本アクセスは、取引メーカーとの買掛照合業務の効率化に向けて、富士通のAIサービス「Fujitsu買掛照合AIサービス」を導入し、4月から運用している。両社が発表した。

 日本アクセスと富士通が数カ月間実施したトライアルにおいて、買掛照合業務に従事するスタッフ稼働時間の削減効果が確認できたことから、2025年までに年間で約1万2000時間の削減を目指している。

 同サービスは、AIが過去の照合実績を基に商品名や届け先名などを学習し、明細単位での各社請求データと自社台帳データを照合する。照合された明細に対しては、一致するデータのパターンによって照合結果の正確性を示す消し込み確度を提示する。

 消し込み確度の高い明細に対しては「確度A」、消し込み確度の低い明細に対しては「確度E」といった重み付けをすることで、消し込み確度の高い明細は手作業での照合を簡素化し、確度の低い明細は重点的に確認するといった再照合の効率化が可能となる。照合ミスなどのヒューマンエラー削減にもつながり、スタッフの心理的負担軽減も期待される。

 日本アクセスは今後約2年間の移行期間で、約600社の取引メーカーの買掛照合業務において同サービスを利用する。一方で、依然として紙の請求書でのやりとりが残っており、データ化を進めることで同サービスの活用範囲の拡大に取り組むとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]