CTC、金融機関向けのデジタルマーケティング評価サービスを提供

NO BUDGET

2023-06-09 07:30

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は6月7日、金融商品の販売におけるデジタルマーケティングの有効性を評価するサービス「デジマアセス」の提供を開始した。保険業界を対象に開始し、銀行、証券、クレジットカード業界など金融業界全般に展開する予定だ。3年間で20社への提供を目指す。

 同サービスは、すでに実施しているデジタルマーケティングについて、ターゲティング、タイミング、販売チャネルなどの分類に分けてスコアリングを行い、課題を抽出して顧客満足度を高める施策につなげられるようにするという。

 
評価のアウトプットイメージ
評価のアウトプットイメージ

 具体的には、ターゲティング、タイミング、販売チャネル、コンテンツ、顧客データ、システム連携、業務フローの7つの分類に分けて妥当性や有効性を定量で評価を行い、デジタルマーケティングの経験やスキルを持つエキスパートが、業種ごとに最も効果的なモデルケースと比べて採点を実施する。これにより現状の課題と要因を可視化して改善ポイントが提示されるため、短期間での施策検討、改善の着手が可能となる。

 なお同サービスでは、施策検討のコンサルティング、システムの開発・構築、コンテンツの制作、広告の企画・運用までのトータル支援も行う。利用価格は4カ月間500万円からだとしている。

 

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]