「Notion」、「エンタープライズ」プランの機能を拡充--利便性や運用管理の効率を向上

河部恭紀 (編集部)

2023-10-19 12:15

 Notion Labs Japanは10月19日、「Notion」の中堅・大企業向け「エンタープライズ」プランの機能群を拡充した。

 NotionのようなSaaSツールのビジネス利用ではライセンス管理やセキュリティが重要だと同社は述べる。管理者向けの利便性を向上するための機能として、ユーザーや権限管理に加えデータ損失防止ツールとの連携を新たに強化したとする。

 今回拡充した主な機能群としては、「管理ユーザーダッシュボードによるセキュリティとコンプライス機能」「SIEM/DLP連携」「組織レベルの制御」がある。

 管理ユーザーダッシュボードによるセキュリティとコンプライス機能は、従業員の登録ドメインを使用して、従業員ごとの可視性とコントロールを可能にする。管理者は従業員の情報、ワークスペースへのアクセス、セッション期間、パスワードなどを管理・制御できる。

出典:Notion Labs Japan
出典:Notion Labs Japan

 SIEM/DLP連携は、セキュリティ情報イベント管理(SIEM)とデータ損失防止(DLP)を統合することで、Notionにデータを安心して保管することを可能にする。「Splunk」「Sumo Logic」「Datadog」「Panther」などのSIEMソリューションと「Nightfall」「Polymer」といったDLPソリューションとの連携により、ワークスペース内の不審な活動の特定や、ワークスペース内の機密コンテンツを検出し、修復のための通知や自動アクションをトリガーするポリシーの設定が可能になる。

 組織レベルの制御は、近日公開予定しており、今後数カ月間で、管理コンソールを刷新し、管理者機能を管理者が効率的に活用できるよう、利便性を向上していく予定だ。また、組織内の全てのワークスペースを格納するコンテナーとして機能する新しい組織レイヤーも追加される。これにより、組織全体でセキュリティ管理、コンプライアンス維持、ユーザーとワークスペースのアクティビティー監視をこれまで以上に容易に実施できるようになるという。

 今回の機能拡充は、特に中堅から大企業でのNotion利用における課題や要望に対応するためのものと同社は説明する。ビジネスツールとしてチームを越え、組織間で利用する際のユーザーや権限管理、データ保護を含めたセキュリティ機能は利用者側のみならず、運用・管理者の視点でも重要な要素だと考えていると述べる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]