ServiceNow Japanは、中部電力と中電シーティーアイが、中電グループIT部門のDX推進のため、ServiceNowのITサービス管理および資産管理の導入を開始したと発表した。2024年度上期に最初のシステムが稼働する予定。
今回の導入で業務効率の向上、問い合わせやインシデントのデータ分析などを実現させ、今後のDX推進を加速させていく。
中部電力グループにとって、電力供給に関連する各種機器やIT資産の管理は、迅速な障害対応やセキュリティ対策に不可欠なものとなっている。中部電力と中電シーティーアイでは、ServiceNowが国内外の大手企業やインフラ事業での導入実績が豊富で、将来的な発展性も高いことを評価し、今回の採用に至った。
またServiceNowの利用を通して、グループ従業員がDXのスキルを身につけ、業務の変革を進めていくことを期待しているという。さらに今回の導入が、ServiceNowのAI活用やサービス連携などの技術習得につながり、技術者にとってのモチベーション向上にも寄与するとしている。