パナソニック コネクトの子会社でドイツに本社を構えるZetes(ゼテス)は10月22日、デンマークのロボティクス企業Robotize(ロボタイズ)に投資し、50%の株式を取得したと発表した。物流業界における効率化のニーズに対応する革新的なソリューションの創出を目指す。
Robotizeの自律走行搬送ロボット(AMR)
Robotizeは、製造と物流環境での資材輸送を目的とした自動搬送ロボット(AMR)の開発を専門としており、食品・飲料、重機、清掃設備業界などのパートナーとして成長している。
ZetesとRobotizeは「人を置き換えるのではなく、テクノロジー活用で、人の働くチカラをエンパワーし、労働力全体を強化するための付加価値ソリューションを提供する」という共通の使命を持っているとのこと。
両社は、機械・電子工学とソフトウェアの専門家チームを持ち、モビリティー、安全性、サプライチェーン実行アプリケーションを組み合わせたソリューションを創出していく計画。これにより、物流業務の効率性と生産性を向上させ、労働力不足などの課題解決に結びつける。