NTT コノキューデバイスは2月20日、クロスリアリティー(XR)グラス「MiRZA(ミルザ)」が建築鉄骨業向けの作業支援ソリューション「L'OCZHIT(ロクジット)」に対応したと発表した。これにより、現場における作業効率の向上を目指す。

XRグラス「MiRZA(ミルザ)」が建築鉄骨業向けの作業支援ソリューション「L'OCZHIT(ロクジット)」に対応
L'OCZHITは、NTTドコモグループの新規事業送出プログラム「docomo STARTUP」からスピンオフした複合現実製作所と建築鉄骨工事などを担う宮村鉄工が共同で開発した作業支援ソリューション。XRデバイスを通し実際の鉄骨に3D完成図や寸法データを重ねて表示することで、製造・検査の時間短縮や新たに入ってきたスタッフの能力向上、ヒューマンエラーの低減につなげる。

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NTT コノキューデバイスは、NTTコノキューとシャープの合弁会社。複合現実製作所は、NTTコノキューと「NTTコノキュー MiRZAソリューションパートナー」としても提携しており、MiRZAとL'OCZHITのXR技術におけるさらなる発展を目指している。