食料品専門店「北野エース」を運営するエースは、全国110店舗に分散する管理PCのセキュリティ強化と効率的な管理を実現するため、ハンモックのクラウド型IT資産管理ソリューション「AssetView Cloud +」を導入した。ハンモックが4月4日に発表した。
昨今の情報漏えい事件の増加を受け、取引先各社がセキュリティ強化を進めるなか、同社も顧客情報や機密情報の管理を徹底する必要に迫られていた。これまで、エースは「Windows」のアップデートに「Windows Server Update Services(WSUS)」を利用していたが、管理の煩雑さや更新環境の不安定さに課題を抱えていた。
AssetView Cloud +は、「ヒト」を起点にIT資産を一元管理するクラウドソリューションだ。WSUS不要で柔軟なWindowsアップデート管理ができる。また個人情報などの重要情報がどの端末に保有されているかを可視化する。さらにファイル操作ログの取得による情報漏えい経路の特定、外部記憶媒体の制御など、多岐にわたる機能を提供する。
エースでは、個人情報検索機能などセキュリティ強化に必要な機能に加え、Windowsアップデートの手軽さ、小売業での導入実績、迅速なサポート対応が決め手となった。
エースはこれらの機能を活用して、全国の店舗に分散している管理PCのセキュリティを強化し、効率的な管理を実現する。これにより、情報漏えいのリスクを最小化し、信頼性の向上につなげる。