NTT東日本は4月9日、自治体や企業向けに業務効率化を支援する生成AIサービスを提供する。
利用者の保有データを活用する検索拡張生成(RAG)機能を備えたAIチャットツールを提供し、データから情報を検索、抽出して回答を生成するため、より正確な回答が可能になる。情報検索や文章要約、文書作成・添削、アイデア出しなどもサポートする。生成AIのプロンプトをテンプレート化することで、プロンプト作成の知識などがなくても、組織内での生成AI活用を推進できるという。

サービスの概要(提供:NTT東日本)

サービスの流れ(提供:NTT東日本)
NTT東日本では、自治体との概念実証(PoC)を通じて、利用者が生成AIを活用する上で直面する「スキルを問わない生成AIの活用」「組織内での展開」などの課題を把握。業務ごとにプロンプトをテンプレート化するコンシェルジュ機能など、使いやすさの向上を図っている。
また、同社が生成AIの社内利用で培ったスキルを活用し、導入前のコンサルティングや導入後の活用支援などを提供する。
最低利用期間は3カ月、最低利用IDは20ID。基本メニューと利用状況に応じて発生するオプションメニューで構成される。料金は個別見積もり。

サービスの提供メニュー(提供:NTT東日本)