編集部からのお知らせ
Pick up! ローコード開発の行方
「これからの企業IT」の記事はこちら

IEとOutlookに重大な欠陥--米セキュリティ対策会社が報告

Dawn Kawamoto(CNET News.com)

2005-04-04 10:08

 Microsoftのウェブブラウザ「Internet Explorer」と電子メールソフトウェア「Outlook」に、一連の重大な脆弱性が見つかったことを、セキュリティ対策会社のeEye Digital Securityが明らかにした。

 eEyeによると、この脆弱性を悪用することで、ユーザーがコンピュータを操作しなくても、リモートからコードを実行できるようになるという。この欠陥は自己繁殖型ワームがシステムに侵入するのを許すものではないが、ユーザーが知らないうちに、攻撃者にトロイの木馬ウイルスを仕掛けられ、バックドアを開けられてしまう可能性があると、eEyeのシニア・セキュリティエンジニア、Ben Nagyは述べている。

 「ユーザーがだまされて悪質なコードを含むサイトにアクセスしようとした場合、バナー広告をクリックするだけでウイルスに感染してしまう恐れがある」(Nagy)

 この欠陥はインストールしたままの状態のOutlookとIEに存在するもので、NagyによるとeEyeでは数日前にMicrosoftに通知済みだという。eEyeではMicrosoftにパッチ開発の時間を与えるために、どのバージョンのOutlookおよびIEに存在するのかなどの詳細は明らかにしていない。このため、現時点では、eEyeの脆弱情報ページにはわずかな詳細しか掲載されていない。

 eEyeでは現在、この脆弱性がどのプラットフォームに影響し、それがどの程度の深刻度なのかを調べるために、さまざまなプラットフォームで独自のテストを行っていると、Nagyは付け加えた。

 これまでのところ、この脆弱性を突く攻撃コードが開発されたという情報は入っていないとNagyは述べている。

 「Microsoftは脆弱性が存在し、それが本物であることを認めた。しかし、同社がこの脆弱性に対応するパッチを月例パッチのリリースまで待たずに公開するかどうかは疑問だ」(Nagy)

 一方Microsoftは、内々に報告されたこの件に関して脆弱性の可能性などを調査中だと述べている。

 「いまのところ、われわれはこの脆弱性を悪用した攻撃があったという話や、顧客がこの問題の影響を受けたという話は聞いていない」とMicrosoftの広報担当者は述べている。「Microsoftでは、この調査が終わり次第、顧客を保護するための適切な対応をとることになる」(同広報担当者)

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説

  2. クラウドコンピューティング

    社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント

  3. コミュニケーション

    真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門

  4. ビジネスアプリケーション

    デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ

  5. 運用管理

    ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]