ラックは4月13日、セキュアネットサービスの新メニューとして「個人情報119」の提供を開始すると発表した。
今回提供される個人情報漏洩緊急対応サービス「個人情報119」は、同社で蓄積された案件対応の実績とノウハウを活かしたもの。より早い段階での事案対処を行うことで、被害の拡大や再発が防止できるのである。初期段階における内部調査から漏洩事実の確認、漏洩ルートや犯人の特定作業、関係機関への届出支援、事業継続への適切な助言、再発防止策の提案や実施までが一貫して実施される。
具体的なサービス概要は、まず24時間を目処に被害拡大防止や証拠保全のアドバイスを行う初動対応が行われる。次いで、原因調査/手法・漏洩ルート調査/犯人調査などを1週間を目処に実施。復旧支援については、停止したサービス再開にあたってサーバ/サイト/DBの弱点診断、対策のアドバイスも含まれる。さらに、二次被害の防止策/被害者への適切なアプローチ/謝罪会見や謝罪告知のアドバイス/監督官庁や警察への被害届提出支援といった被害者保護・謝罪サービス、運用マネジメント系/システム系/ネットワーク系などへの本格対応も行われるという。