ルータ・LANスイッチの耐用年数は5年--CIAJ

エースラッシュ 2005年04月22日 20時11分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 情報ネットワーク産業協会(以下、CIAJ)は4月20日、ルータ・LANスイッチの利用実態調査の結果を発表した。

 この調査は、現在は10年の法定耐用年数を規定しているルータやLANスイッチなどインターネット通信機器に対して、法定耐用年数の適正化を目標に、法人の更新期間の実態を把握することなどを目的に、1月17日から2月24日の間で行った。

 調査対象は購入価格10万円以上のルータ・LANスイッチを所有する法人。従業員規模300人以上の法人約1万2000社から3000社をランダムに抽出した。業種分布は、製造業が31.6%、卸売・小売業が29.1%、サービス業が21.6%など。総務省の「事業所・企業統計調査」の業種分布に可能な限り準じた。

 抽出された企業のうち回答があったのが666件。そのうち、「対象機器あり」と回答したのが、33.6%の224件だ。対象機器の1社あたりの保有台数は、卸売・小売業の47.2台から金融・保険業の1.0台まで業種によって開きはあるが、平均で32.0台となった。

 対象機器の購入年度は、2000年以降のものが79.9%。更新予定は平均で5.36年、過去の更新実績は平均5.44年となった。

 現行の法定耐用年数である10年とはかけ離れた結果が出た結果について、これらの機器の耐用年数はサーバ・PCと同等の5年程度が適当だとCIAJは結論付けた。企業側も、法定耐用年数が適正化されれば早期償却・早期廃棄による業績向上や倉庫スペースへの効率化、高性能で廉価なタイプへの更新が容易になるなど、歓迎の声が多い。

 CIAJでは、この結果を受けて法定耐用年数の適正化に向けた要望活動を行うとともに、継続的な調査を進める予定だ。

情報ネットワーク産業協会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化