BSMソリューションの新たな波に注目

Chris Jablonski(CNET News.com) 2005年04月22日 21時28分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 現在、IT部門の管理者にとって、ビジネスの視点からITシステムの運用を行うことが、大きな課題になっている。そして、多くの組織では、ビジネス上のゴールに合致したITインフラの構築に役立ちそうな新しいアプローチを1つ以上は検討している。こうしたアプローチのなかには、BSM(ビジネスサービス・マネジメント)、ITSM(ITサービス・マネジメント)、BTO(ビジネス・テクノロジー・オプティマイゼイション)、ITIL (ITインフラストラクチャ・ライブラリ)などがある。

 一方、ベンダー側からもいろいろな次世代型の管理ツールが出てきている。Computer Associates(CA)、MC/Remedy、Managed Objects、それにHPやIBMなどが、日常的なシステム管理で蓄積したさまざまなデータを分析して、ビジネス計画に活かすというビジネス・サービス・マネジメントという考えに一斉に飛びついている。これらのなかには他よりも先を行っているものもある。たとえばManaged Objectsは、今週同社のビジネスサービス・コンフィギュレーション・マネジメント(BSCM)ソリューションを発表した。このBSCMは、ITサービスのトポロジー情報を--エージェント抜きの新たなBTI(ビジネステクノロジー・インサイト)ツール経由で--どんなコンフィギュレーションや資産データの情報ソースとも統合できるようにする。

 大手ベンダーについては、BMCが最新のビジネス再編計画の一環として、成長中のサービスマネジメントビジネスにリソースを移す予定だ。またCAもConcord Communicationsを買収したばかりだ。CAはConcordの技術が「Unicenter」ITサービスマネジメント・プラットフォームで不足している部分を埋めてくれることを期待している。

 Gartnerは2003年に出したあるレポートのなかで、「大企業のなかで、BSMを導入できるレベルまでITの運営プロセスを成熟させている会社は、全体のわずか10%にすぎない」と述べていた。ところが現在では、Managed ObjectsのBSCMのような最新のソリューションは導入も簡単で実装にかかる時間も大幅に短くなっている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化