日立と米IBMなど、日立製ストレージとIBM製サーバの互換性拡大へ

ニューズフロント

2005-05-27 17:53

 日立製作所と同社の米国法人Hitachi Data Systems(HDS)、米IBMの3社は、日立製ストレージシステムとIBM製サーバおよびソフトウェアとの相互接続性/互換性の拡大に向けた技術ライセンス提供で合意した。3社が5月27日に明らかにしたもの。

 日立は、メインフレーム「IBM eServer zSeries」内のエンタープライズストレージに関するインターフェース技術の一部について、IBMから技術ライセンス提供を受け、自社ストレージプラットフォームで使用する。

 これにより、ストレージシステム「IBM TotalStorage」と日立製ディスクアレイサブシステム「SANRISE Universal Storage Platformシリーズ」(国外製品名は「TagmaStore」)による環境で、IBMのグローバル/メトロミラー、z/OSグローバルミラー、FlashCopy、パラレルアクセスボリューム(PAV)、GDPSなどの利用が可能となる。

 さらに、各社はIBM eServer zSeries環境における日立製ストレージシステムの互換性を確保するために、共同で相互接続試験を実施していく。

日立製作所のプレスリリース

Hitachi Data Systems

IBM

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「ゼロトラスト」はもはや時代遅れ? 安全なアクセスを可能にする「ZTNA 2.0」実現方法を解説

  2. クラウド基盤

    苦節10年、Microsoft がようやくたどり着いた ユーザーのための最新ハイブリッドクラウド

  3. セキュリティ

    最適なゼロトラスト移行アプローチに役立つ、NIST/CISAの「ゼロトラスト成熟度モデル」を解説

  4. ビジネスアプリケーション

    きちんと理解できていますか?いまさら聞けないインボイス制度の教科書

  5. セキュリティ

    2023年版グローバル脅威レポート--サイバー攻撃の手口とレジリエンスを高めるポイントを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]