マジックソフトウェア・ジャパン(中村秀興社長)は、EAI/BPM市場向けシステム統合ソリューション「Magic jBOLTインテグレーションスイート V2.5」を発売する。
「Magic jBOLTインテグレーションスイート」は、SOA実現のためのEAI/BPM(Enterprise Application Integration/Business Process Management)ソリューションで、04年夏から提供を開始した。企業戦略や予算に応じた部分的、段階的なシステム統合が可能なため、短期間、低コストで導入できるのが特徴。多様に取り揃えた標準コンポーネントやアダプタが主要アプリケーションとの接続を簡単にし、将来的な拡張にも柔軟に対応する。
さらに最新版では、(1)グラフィカルインターフェースのレベルの向上、(2)直感的な操作でデータ変換できるデータマッパー、(3)Javaおよび.Netフレームワークをサポート、(4)SAP Business One向けのアダプタの実装――などの機能アップを行い、多様な環境での開発生産性やシステム連携の拡張性を強化した。
同社では、同製品によるシステム統合ビジネスを新しい事業の柱へ育成する方針で、3か年で10億円の売上を見込んでいる。