アイエニウェア・ソリューションズ(早川典之社長)は、組込みや中小規模ビジネス(SMB)、モバイル&ワイヤレス向けのデータベース・パッケージとして、「SQL Anywhere Studio 9 Windows版 9.0.2」を発売する。あわせて、開発用ライセンス「Developer Edition」の無償提供も開始した。
新機能として、Windows Server 2003 x64 Editionsを正式サポート。さらにオプションで、WindowsまたはWindows CEで動作しているさまざまなデバイス上のリモート・アプリケーションとメッセージを交換するアプリケーションを作成できる。また、Windowsデバイスで、CerticomのFIPS 140-2承認ソフトウェアが適用された安全な通信を利用できるようになった。
「SQL Anywhere Studio 9」は、フル機能のSQLに対応したRDBMSで、初期設定のままで高いパフォーマンスを発揮するとともに、組み込みの容易さ、相互運用性/オープンなアーキテクチャ、クロスプラットフォームサポート、顧客の要望に柔軟に対応できる――といった特徴がある。
なお、今回、開発者向けニュースグループ・サービスも開始する。より多くの開発者に同社製品を使用した開発を行ってもらう支援サービスで、同社が日本で販売している製品で、製品の種類を問わず利用できる。