NECは7月14日、種類の異なるデータベースに蓄積されたデータ同士をネットワーク経由で連携するソフト「DataCoordinator」を製品化、販売活動を開始した。
同製品では、Oracle、SQL Server、PostgreSQLなど種類の異なるデータベースに蓄積したデータを連携して活用できる。たとえば商品販売データと、種類の異なるデータベース内の在庫情報データを連携させると、販売や在庫の状況を同一サーバ上で一元的に分析することとが可能になる。
またGUIを用いて詳細なデータ加工なども行え、連携されたデータベースの障害状況などを一元管理することが可能だ。
販売価格は管理用のサーバソフトが200万円から、各データベースに配置するエージェントソフトが140万円からとなっている。同社は、両製品合計で今後3年間に800ライセンスの販売を見込む。