野村総合研究所(NRI)は8月26日、推奨アーキテクチャやパラメータ設計、構築およびテスト手順書などを体系化したオープンソース・サーバ基盤「OpenStandia」を開発、9月より導入支援サービスおよび保守サポートサービスの提供を開始すると発表した。
今回開発された「OpenStandia」は、Apache/JBoss/MySQLなどのオープンソースを組み合わせて信頼性の高いシステムインフラを実現するためのオープンソース・サーバ基盤だ。プロジェクトごとに個別の基盤設計を行う必要がなく、各種ドキュメントも予め提供されるため、作業を大幅に効率化できる。また、オープンソースを活用することでイニシャルコスト/ランニングコストを抑えられるメリットもある。
同社では「OpenStandia」について、今後もリッチクライアント対応、情報分析基盤機能の提供、EJB(Enterprise JavaBeans)3.0対応などの順次拡張を実施していく予定だ。