沖電気、国内初のVoWLAN対応の分散型無線アクセスポイント2機種を発売

WebBCN (BCN) 2005年09月21日 11時58分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 沖電気工業(篠塚勝正社長)は、無線LAN上でVoIP通信を行うVoice over Wi reles LAN(VoWLAN)対応の分散型無線アクセスポイント「MWINS(エムウイン ズ)BR2100シリーズ」2機種を発売する。出荷開始は11月21日の予定。年間500 0台の販売を目指す。

 パケット処理等用のコプロセッサを内蔵するネットワーク機器向けのプロセ ッサ「インテル IXP425ネットワーク・プロセッサ」を搭載することで、従来、 無線LANコントローラ/無線LANスイッチとAPの両者の働きで実現していた機能 を、近隣のAP同士が情報交換することによってAPのみで実現する、国内初の分 散型AP。高価な無線LANコントローラや無線LANスイッチを導入することなく、 既存のネットワーク機器の継続利用が可能なため、小規模事業所やサテライト オフィス(支店)でも、安価で簡単にVoWLANシステムを構築できる。

 また、VoWLANで音声品質を保つための機能として、音声パケットを優先する IEEE802.11e(EDCA方式)準拠の「QoS制御機能」、端末集中で発生する無線区 間での許容通信量オーバーによる音質劣化を防ぐ「接続制限機能」、移動中通 話での音声の途切れを抑制する「高速ハンドオーバ機能」などを搭載。盗聴・ 改ざん・なりすましを防止するセキュリティ機能には、IEEE802.11i準拠の認 証と暗号化を搭載している。

 このほかの特徴は、(1)分散型アクセスポイント方式によりコントローラが 不要、(2)コントローラレスで無線LANネットワークの構築が簡単、(3)保守コ ンソールソフトで設定・管理(一括設定・管理・障害解析)が容易、(4)IEEE8 02.11aは国際標準の新5GHz帯(W52/W53)に対応──など。

 価格は、比較的データ通信のトラフィック量が少ないユーザー向けで、IEEE 802.11aまたは11b/gを切り替えて使用する「MWINS BR2101」が15万8000円。 データ通信のトラフィック量が多く、VoIP通信とPCなどのデータ通信を分離さ せたVoWLANシステムを構築するユーザー向けで、11aと11b/gを同時使用でき る「MWINS BR2102」が19万8000円。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算