SAPジャパンとシーメンスファイナンシャルサービスは10月28日、SAP製品の既存および見込み顧客を対象とする融資サービス「SAP Financing」の提供を開始した。
このサービスは、SAP製品導入時に必要な資金を融資するもの。一般的なリース企業のサービスよりも対象範囲が広く、ソフトおよびハード製品に加え、カスタマイズやインストレーションなどのサービス費用、初年度保守費用などもカバーする。
リース、立て替え払いなどさまざまな金融手法を組み合わせた包括的なサービスであり、最長7年にわたる長期ファイナンスが可能だ。
すべての関連コストを毎月一定の支払い額に収束させることが可能なため、SAPジャパンは「予算立案プロセスの簡素化と、IT投資に関する総コストおよび投資対効果の明確化により、企業の経営改革をさらに加速できる」としている。