東証に続き名証でもシステム障害

藤本京子(編集部)

2005-11-04 13:48

 名古屋証券取引所(名証)は、システム障害のため11月4日午前の取引をすべて中止した。

 障害は、株価を外部に提供するシステムである相場報道システムにおいて発生した。売買システムには問題がなく、注文は受け付けられる状態にあったが、株価情報を証券会社や報道機関に配信できなかったため、午前中の取引を中止した。

 11時前にはシステムが回復し、後場の立会は通常通り12時30分から開始している。

 証券取引所におけるシステム障害は、11月1日に東京証券取引所でも発生している。東証では、相場報道システムではなく、売買システムに障害が起こっていた。両証券取引所共にシステム構築は富士通が担当している。

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