NTTデータイントラマート、国産オープンソースを組み込んだ開発ソフト

WebBCN (BCN)

2005-11-09 11:30

 NTTデータ イントラマート(中山義人社長)は、国産オープンソース「Seasar」を組み込んだJ2EEソフト「intra-martフレームワーク」の新バージョンを06年1月をめどに販売する。

 「intra-martフレームワーク」は、Webベースでの企業の業務システムなどを短期間、低コストで構築できるソフト。プログラミング言語「Java2」にサーバー用機能を加えたJ2EEを基盤とする。一方、国産のオープンソース「Seasar」は、J2EEの開発がより容易になる。今回、このソースを取り入れることで製品を使ったシステム構築のスピードが従来製品よりも2-3倍向上した。

 「Seasar」の組み込みには、NPOのSeasarファウンデーション(栗原傑亨代表理事)が協力する。Seasarファウンデーションでは、ソースの提供を含め、「intra-mart」での動作検証などを行う。

 NTTデータイントラマートでは、Webと社内システムなどが統合できる新しいソリューションとして、これから業務システムの構築を考えている企業などに売り込む。その後、すでに従来製品を利用している1600社に対しても導入を呼びかけてゆく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]