富士通とシスコシステムズは12月21日、日本国内の大規模エンタープライズおよびサービスプロバイダー向けネットワークに対する管理と信頼性の強化におけるビジネスで協業することを発表した。
この協業は、2004年12月に締結された、富士通と米Cisco Systemsの戦略的提携に基づくもの。富士通は、同社のネットワーク運用管理ソフトウェア「Proactnes/SN(プロアクトネス エスエヌ)」をシスコのスイッチ「Cisco Catalyst6500シリーズ」が提供する「Generic Online Diagnostics(GOLD)」機能に対応させる計画だ。
両製品の連携により、ネットワークの管理および信頼性を強化することが可能。複雑なコマンドをそれぞれに実行することなくネットワークの状態の診断ができ、診断結果の解析を容易にすることで、システム上のハード障害を引き起こす可能性を検知できる。