EDSジャパンは2月8日、自動車業界向け有害物質情報の収集システム「IMDS -International Material Data System」の利用効率を促進する新たなソリューション「IMDS-AI」の販売活動を開始することを発表した。
IMDS-AIは、社内に蓄積された自動車部品の材料情報とIMDSとの連携を実現し、大量な材料情報を自動的にIMDSに転送することを可能にする。また、IMDS上のデータを自社システムに取り込むことで、自社部品の環境負荷物質の分析やリサイクル率の算出も可能。自動車製造会社と部品サプライヤー間におけるデータ交換作業を一部オフライン化することもできる。
同社では、自動車メーカーと直接やり取りするサプライヤーだけでなく、その下請けとなる二次請け、三次請け以降のサプライヤーにも売り込みたい考えだ。