KDDI、無線LAN携帯電話の関連事業で富士通およびユニアデックスと協業

ニューズフロント

2006-03-07 15:14

 KDDIは3月7日、無線LAN対応の携帯電話「E02SA」に関する企業向け事業で、富士通およびユニアデックスとそれぞれ協業すると発表した。

 E02SAは、無線LAN規格のIEEE 802.11bおよびIEEE 802.11gに加え、無線QoS規格のIEEE 802.11eに対応した携帯電話だ。VoIPと携帯電話網による通話を1台で利用でき、オフィスでは内線電話、外出時には通常の携帯電話として使い分けられる。アプリケーションプラットフォームにはBREWを採用し、各種ソフトを容易に開発できる。

 富士通はKDDIと協業することで、IP電話とITシステムの融合システムを構築するサービス「オフィス・イノベーションモデル」において、E02SAを端末ラインナップに加える。また、BREWアプリケーションの開発と提供も進める。対応サービスは、7月に開始する予定だ。

 一方、ユニアデックスは、E02SA対応モバイルソリューションの販売と保守サービスをKDDIと共同で展開する。無線LANスイッチやSIPサーバなどを組み合わせて提供する「AiriPワイヤレスIP電話ソリューション」で、7月よりE02SAを取り扱う。ユニアデックスとKDDIは、このほかの法人向けモバイルソリューションサービスについても、共同で企画、開発をすすめる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. 開発

    「スピード感のある価値提供」と「高品質な製品」を両立させるテスト会社の使い方

  5. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]