フォトレポート:メインフレームを振り返る(3) - 13/15

田中好伸(編集部)

2006-03-13 21:38

「メインフレームを振り返る」の3回目(第1回はこちら、第2回はこちら)では、1995〜1999年までを見てみる(写真は日立製作所提供)。この時期、クライアント/サーバシステムの普及と共にオープン系システムとの連携など、大型コンピュータの利用形態は新しい時代に入ったと言える。そこで、日立製作所では、さまざまな場面で高速な並列処理を実現する「Mパラレル」コンセプトに基づいた新世代の大型コンピュータ「Mパラレル」シリーズを発表している。 Mパラレルの第1弾となる「MP5800」は、1995年に発表。MP5800は、CMOS技術とバイポーラECLをLSIチップ上で融合した「ACE(Advanced CMOS-ECL)」テクノロジーを採用した大型コンピュータだ(連動企画の「メインフレームの進化論」はこちら)。
ACE2テクノロジーの中心となる「ACE2 LSI」。このLSIを搭載したMP6000は、単体プロセッサ性能とシステム性能で、当時世界最高速の演算処理性能を実現している。

ACE2テクノロジーの中心となる「ACE2 LSI」。このLSIを搭載したMP6000は、単体プロセッサ性能とシステム性能で、当時世界最高速の演算処理性能を実現している。

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