フォトレポート:メインフレームを振り返る(3) - 9/15

田中好伸(編集部)

2006-03-13 21:38

「メインフレームを振り返る」の3回目(第1回はこちら、第2回はこちら)では、1995〜1999年までを見てみる(写真は日立製作所提供)。この時期、クライアント/サーバシステムの普及と共にオープン系システムとの連携など、大型コンピュータの利用形態は新しい時代に入ったと言える。そこで、日立製作所では、さまざまな場面で高速な並列処理を実現する「Mパラレル」コンセプトに基づいた新世代の大型コンピュータ「Mパラレル」シリーズを発表している。 Mパラレルの第1弾となる「MP5800」は、1995年に発表。MP5800は、CMOS技術とバイポーラECLをLSIチップ上で融合した「ACE(Advanced CMOS-ECL)」テクノロジーを採用した大型コンピュータだ(連動企画の「メインフレームの進化論」はこちら)。
MP5600は、1997年に「MP5600E」に進化。MP5600Eでは、最新鋭のCMOS半導体技術の全面採用と、並列処理技術の強化で小型化と高いコストパフォーマンスを図った。こちらは、MP5600に搭載された高密度モジュール(上)とプロセッサボード(下)。

MP5600は、1997年に「MP5600E」に進化。MP5600Eでは、最新鋭のCMOS半導体技術の全面採用と、並列処理技術の強化で小型化と高いコストパフォーマンスを図った。こちらは、MP5600に搭載された高密度モジュール(上)とプロセッサボード(下)。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]