日本ステレント、米国SOX法対応ソリューション「Stellent Sarbanes-Oxley Solution 7.6」を発表

CNET Japan Staff

2006-03-22 19:24

 日本ステレントは3月22日、企業における米国企業改革法(The Sarbanes-Oxley Act:SOX法)の遵守プロセスを効率化するために設計されたコンプライアンスソリューション「Stellent Sarbanes-Oxley Solution 7.6」を発表した。

 SOX法は基本的に、投資家に向けて開示した財務情報が“正確”であるということを企業に保証させることを求める法律。SOX法を遵守するためには、適切なポリシーに基づいて会計業務に関わる業務にルールを策定する必要がある。

 また、そのルールを絶えず見直し、最適化しておくことも必要で、一連のプロセスが適切に実行させることを証明するためには、いつ監査が入っても必要な文書を即座に提出できる体制を整備しておくことが重要となる。

 Stellent Sarbanes-Oxley Solution 7.6は、さまざまな法令準拠に関連するプロセスを効率化する目的で開発されたコンテンツ管理システム(CMS)ベースのコンプライアンスソリューション。SOX法が求める内部統制環境を整備するための“基盤”となる広範なコンテンツ管理機能を提供する。

 最新バージョンでは、文書管理、ウェブコンテンツ管理、デジタルアセット管理、イメージング、コラボレーション、レコード管理、ビジネスプロセス管理などの基本機能はもちろん、導入期間の短縮、操作性の向上などが強化されたほか、拡張レポート機能など、さまざまな新機能が搭載されている。

 日本ステレントでは、同製品をベースに日本版SOX法への対応も、法令の制定、市場の動向を見ながら順次行っていく計画。また、国内の会計コンサルティングファームや監査法人ファームなどとの提携も強化していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]