SAPジャパンと日本IBMなど、ERPパッケージ導入推進に向け協業関係を強化

ニューズフロント

2006-04-24 14:08

 SAPジャパンと日本IBM、IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)の3社は4月24日、ERPパッケージ導入推進に向けた協業関係を強化すると発表した。

 具体的には、IBCSがSAPジャパンからスキル育成支援を受け、2006年末までにSAP認定資格を持つコンサルタントを約200名増やす。これらコンサルタントは、IBCSが2005年7月に設立した「バリューデリバリーセンター」に配属し、合計約550名の体制に拡充する。

 また、日本IBMとSAPジャパンは、業務用サーバ「IBM System i5」で、「mySAP ERP」導入顧客向けの専用モデル「IBM System i5 Solution Edition for mySAP ERP」を提供する。同モデルの価格は、SAP製品導入を促進するため、標準製品と比べ約4割から半額程度の価格設定とした。両社は製品の共同開発を進めており、データベース管理ソフト「DB2 version 8.2.2」にSAP製品とDB2を最適化する「SAPチューナー」という自律コンピューティング機能を搭載した。

 さらに、SAP製品導入メリットを明確化するサービス「Value Engineering(VE)」を活用し、顧客のSAP製品導入メリットを分析、明確化し、提案する共同営業活動を推進していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  4. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

  5. ビジネスアプリケーション

    AI活用の上手い下手がビジネスを左右する!データ&AIが生み出す新しい顧客体験へ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]