KSKは5月11日、携帯電話向けサイト用コンテンツ変換技術をビットアイルに供与し、携帯電話向けサイトの総合運用支援パッケージサービス「Mobile Infrastructure Suite(MOBIS)」として販売すると発表した。ビットアイルのデータセンターを利用し、5月15日より提供していく。
MOBISの特徴は、キャリアや携帯電話ごとに異なる仕様をコンテンツ変換機能で吸収する点。マルチキャリア対応のコンテンツ変換機能は、月額料金体系で提供する。これにより、携帯電話向けコンテンツプロバイダは、携帯サイトの構築および運用コストや、新規携帯電話の発売時に発生するコンテンツ作成費用などのコストを削減できる。
パッケージには、コンテンツ変換ソフトのほか、サーバデータバックアップ用の共有NASストレージ(容量2テラバイト)、100Mバイト共有プレミアム回線、共有ラックサービス、ネットワーク機器構築、24時間365日有人監視の運用サービスも含む。