「研究所での研究と分析を進める中で、われわれがどうやって異なるシステムを一緒に動かせるようにするのかに大きな興味を寄せる人がますます増えていることに気付いた」とHilf氏は言う。
しかし、この取り組みはオープンソース界の一部メンバーからの批判を集めていることが、Port 25のブログに掲載されたコメントから分かる。
ある読者は「オープンソース開発者がコミュニティに貢献している以上のことを、Microsoftはできるのか」と書いた。
同人物は付け加える。「Microsoftが他者を助けるなんてありえない。自分たちのために行っていることだ。自分たちの面倒は自分たちで見なければならない。Microsoftはこの研究のために時間と金を無駄にして、その損失を従業員に払わせている」(同読者)
Hilf氏はオープンソース界からの反応をマイペースにとらえている。「懐疑的なのは全然構わない」と同氏は言う。「懐疑的、時には辛らつな意見を書き込む人が数人いたとしても、われわれの取り組みが(オープンソース)コミュニティの利益になるということに人々が気付き始めるにつれ、こういった意見は収束するのだ」と同氏は言う。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ