マイクロソフトは7月26日、次期メッセージングサーバ「Microsoft Exchange Server 2007日本語版ベータ2 120日限定評価版」のダウンロード提供を開始した。ウェブサイトから無償でダウンロードできる。同サイトでは、8月上旬より「DVDキット」の注文受け付けを始める。価格は実費1575円で、8月下旬に発送する予定。
Exchange Server 2007は、2006年末に完成予定の製品。スパムやウイルスなど外部の脅威に対抗するセキュリティ機能を強化したほか、企業内部統制向けのコンプライアンス対策機能を提供する。「Microsoft Outlook 2007」を中心とする「the 2007 Microsoft Office system」との高い親和性が特徴という。
DVDメディアで評価版を提供するDVDキットには、Exchange Server 2007ベータ2 120日限定評価版の32ビット版と64ビット版に加え、「ハンズオンラボ(英語版)」「ビデオデモ(英語版)」を収録する。
マイクロソフトは、Exchange Server 2007に関する技術情報やEラーニングなどの評価用技術資料を、TechNetベータセントラルで公開する。さらに、TechNetベータセントラルでは、先着2007名にDVDキットを無償提供する。