必要なサポートを与えてもらうための10の上司操縦法 - (page 2)

文:Becky Roberts 翻訳校正:吉井美有

2006-08-08 08:00

#6:上司に、昼ご飯をおごってくれてもいい頃だと言う

 もしくは、ランチミーティングを計画するよう提案するか、たまにはピザでもとりましょうかと提案してみよう。

#7:思いやりを示してみる

 例えば「その仕事はご勘弁という感じです。マネジメントの仕事は本当に大変ですから。わたしにはあなたがどうやってその役割を果たされているのかわかりません。わたしにやれと言われたとしても、何から手をつけたらよいか見当もつかないでしょう。人とのやり取りが得意ではないわたしには、『やあマイク、あのアップグレードでの仕事ぶりには感心したよ』などとは言えそうにありません。本当です。そういったことは簡単には言えないのです」と言ってみるのはどうだろう。もちろん、上司はおそらく、あなたのことをどうかしている思うだろうが、上司の琴線に触れ、心を開いて同意してもらえる可能性もある。

#8:フィードバックをしてもらえるよう強く主張する

 公式な評価プロセスがないか、あっても不適切である場合、新たに評価プロセスを導入するか、既存のプロセスを改善してもらえるよう人事部門に頼んでみる。それによって、最低でも1年に1回は上司と話す機会を得られるようになるうえに、もしかしたら業務上のパフォーマンスについて上司からフィードバックを得られるようにもなるかもしれない。

#9:よりよいコミュニケーションに向けて努力する

 上司と定期的にコミュニケーションをとる仕組みを作ろう。あなたの上司がコミュニケーションは得意でないという場合はなおさらだ。プロジェクトについての議論や、目標設定といった目的でミーティングを設定してもらえるよう頻繁に依頼してみよう。

#10:優先順位を共有する

 毎週月曜日の朝、その週におけるあなたの目標のリストを上司に電子メールで送信し、作業の優先順位づけや、漏れている作業の洗い出しに手を貸してもらえるよう頼んでみよう。運がよければ、これでコミュニケーションの端緒を開き、あなたが行っている作業や、あなたがどんなに真面目な従業員かということを上司に知ってもらい、上司に対してはその優先順位をあなたに説明する機会を提供できるようになる。これが望みどおりの結果にならなかったとしても、あなたの努力がまったく無駄になることはない。役に立つ週次のTo-Doリストを作成できたことになるのだから。

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