NTTドコモグループは8月8日、企業向けにIP電話による内線/外線通話などを提供するサービス「ビジネスmoperaIPセントレックス」を2006年11月1日から提供する予定であることを発表した。
企業はIP-PBXなどの構内交換機を設置せずに、ドコモ網内にあるIPセントレックス装置を介してサービスを受けることができる。
同サービスでは、FOMA/無線LANデュアル端末(N900iL)を活用。企業内での通話は内線電話として、企業内から外への通話ではIP電話(050番号)として、また外出先ではFOMAエリアに対応した携帯電話(090番号)として利用できる。
料金は、初期工事費2000円と月額7万円の基本料金のほか、通話料などがかかる。また、初期導入時に無線LANアクセスポイントなどを設置することも必要だ。