アイオメガ(辻岡幹雄代表取締役)は、同社のリムーバブルハードディスクREVドライブの第2世代である「REV70GB容量モデル」を発売した。販売は、キング・テック(王遠耀社長)とビジネス・リンクス(松木梵一社長)を通じて行う。
REVドライブは、汎用2.5インチハードディスクのディスクとヘッドを完全に分離。ハードディスクの高速性を保ちつつ、メディア(ディスクカートリッジ部)の低価格化と可搬性を実現した。REVシリーズの第2世代製品「REV70GB」は、容量は70GBで、転送速度は最大毎秒30メガビットと、従来のエントリークラスのテープバックアップ装置と比較して約10倍の高速性を持つ。ラインアップは「REV70GB USB2.0」「REV70GB ATAPI」「REV70GB SATA」の3モデル。
アイオメガではハードウェアのみの販売だけではなく、バックアップソフトを付属したソリューションパッケージも販売する。IAサーバー用ソフト「CA BrightStor ARCserve r11.5 OEM版」とREV70デスク5枚、デスクトップPC用ソフト「EMC Retrospect Express」とREV70デスク1枚をセットにしたパッケージを用意。価格はオープンで、実勢価格はIAサーバー用パッケージが13万円前後、デスクトップPC用パッケージが8万円前後の見込み。